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九州豪雨、ツイッターの救助要請相次ぐ ハッシュタグ以外の情報は?
九州北部では、5日から記録的な大雨が降り続き、福岡、大分両県では6日午前も大雨特別警報が継続しています。閣僚会議で麻生太郎副総理も「想像を超えるものになっている。異常事態であることに間違いない」と述べ、被害情報の把握や人命救助に全力であたることを確認しました。人命救助については、ツイッターで助けを求める投稿が相次いでいます。いつ襲ってくるかわからない自然災害。ツイッターでの正しい救助要請の仕方を紹介します。
Twitterで緊急救助を求める場合には、#救助 ハッシュタグとともに要請内容、写真、住所または位置情報など、具体的かつ正確な情報をつけましょう。救助が完了したら、報告ツイートするとともに、救助要請ツイートを削除してください。 pic.twitter.com/X8rZLBDyfD
— Twitterライフライン (@TwitterLifeline) 2015年9月11日
ツイッターによる救助要請は、2011年3月11日の東日本大震災で注目を集めました。電気などのライフラインが打撃を受けた時、スマホを使えば、その場から助けを呼ぶことができます。
宮城県気仙沼市では、一時孤立した被災者が携帯メールで「火の海、ダメかも」と送信。メールを受信した家族がツイッターに投稿したことがきっかけで、東京消防庁がヘリを出動させ、無事、救助されました。
一方、ツイッターは誰も簡単に発信できるため、トラブルの元になる可能性もあります。
ツイッター社ではツイッターで救助要請をする際の注意点として、以下の項目を呼びかけています。
・ハッシュタグ「#救助」を使う
・住所を明記したり、写真や動画をつけて、情報の「確からしさ」を説明する
・GPSの位置情報をつける
・救助後は「助かりました」などと投稿をするか、元のツイートを削除する
他のユーザーが拡散する際には注意するポイントもあります。
・公式リツイートで拡散する
・元のツイートの本文をコピペして自分の投稿として発信しない
ツイッター社では、災害時のツイッターの使い方について、自社のサイトでも注意点をまとめ、発信しています。
また、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手3社は、携帯電話やスマートフォンで安否情報の登録や確認ができる「災害用伝言板」と、音声を録音できる「災害用音声お届けサービス」を始めています。
【お知らせ】梅雨前線の大雨の影響に伴う、災害用音声お届けサービスと災害用伝言板の提供開始について(2017/07/05 21:00公開) PC/スマホ⇒https://t.co/u0AkDpGYBt 携帯⇒https://t.co/URGdHxZyGE
— NTTドコモ (@docomo) 2017年7月5日
【お知らせ】
— au (@au_official) 2017年7月5日
災害用伝言板・災害用音声お届けサービスの提供を実施しております。下記のURLよりご確認、ご利用ください。
災害用伝言板 → https://t.co/Sntn4AMRIr
災害用音声お届けサービス → https://t.co/TPLdGnTvuu
梅雨前線に伴う大雨の影響により、災害用伝言板/災害用音声お届けサービスを提供しています。https://t.co/HTNCOBBnqY#SoftBank
— SoftBank (@SoftBank) 2017年7月5日
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