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『スラムダンク』みたい! 田臥選手、「2列目まで行った」名プレー
バスケットボールの「Bリーグ」元年、初代王者となったのは、元NBAプレーヤー田臥勇太選手(36)を擁する栃木ブレックスでした。田臥選手は5月27日の決勝でも、ため息が出るほどの美技や、気迫あふれるプレーを連発。朝日新聞のカメラマンが撮影した、田臥選手のプレー集をお届けします。「田臥語録」と合わせて、未公開カットもたっぷりどうぞ。(写真は朝日新聞東京映像報道部・西畑志朗、林敏行)
決勝では栃木ブレックス(東地区1位)が川崎ブレイブサンダース(中地区1位)を85―79で破り、初代王者に輝いた。
第4クオーター、ルーズボールを追って、観客席に飛び込む田臥勇太選手。
優勝後のインタビューでは、「(観客席の)2列目ぐらいまで行きましたね。もうしょうがないと思って飛びこみました」と話していた。ケガをも恐れぬプレーに、チームの主将として「バスケットボール界の顔」としての覚悟が見えた。
華やかな演出の中行われた決勝前のセレモニー。スタメン発表で、チームメイトらとハイタッチしながらコートへ向かう。
敵陣からドリブルで攻め込む。
厳しい表情で指示を出す。司令塔役を担うポイントガードとしてチームを牽引し続けた。
美しいフォームからジャンプシュートを決める。この日、9得点をあげた。
前線にパスを出す。
173センチと小柄な田臥選手。自分より大きい選手の厳しいディフェンスに体勢を崩される。
コートに倒れ込みながらもボールをキープする。
最終第4クオーター、ギブス選手にラストパスを送る。試合の行方を決定づけるシュートが決まった。田臥選手らしい、ワンバウンドの鋭いパスだった。
試合終了、ガッツポーズでチームメイトのもとに駆け寄る。
駆け寄ってきたチームメイトと抱き合って喜ぶ。
初代王者に輝き、感極まった表情を見せた。
優勝杯を手に記念撮影に応じる。トロフィーには田臥選手と笑顔と、取り囲む多数の報道陣が映っていた。
優勝の記念に全選手がゴールネットを切り取った。主将の田臥選手は、一番最後に切り取り、誇らしげに応援席に掲げた。
ゴールネットをかぶった田臥選手を多くの報道陣が取り囲んだ。
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