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罫線が円周率のノート…没ネタに商品化望む声続々 キングジムに聞く
罫線代わりに円周率が延々と書かれたノートが、ツイッターで話題になっています。
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罫線代わりに円周率が延々と書かれたノートが、ツイッターで話題になっています。
【ネットの話題、ファクトチェック】
罫線代わりに円周率が延々と書かれたノートが、ツイッターで話題になっています。投稿したのは「テプラ」などの事務用品で知られるキングジム(東京都)。社内で没になった企画を「円周率の日」である3月14日に投稿したところ、商品化を望む声が続々と上がりました。「中の人」に話を聞きました。
キングジムのツイッターアカウントが14日に投稿したつぶやきはこちらです。
3/14は「円周率の日」でもあるということで、「円周率ノート」をご紹介します。
— キングジム (@kingjim) 2017年3月14日
罫線がよく見ると円周率になっていて、314日ほど使用すれば(多分)自然と円周率が身につく、314円の商品ですが、残念ながらボツになりました。 pic.twitter.com/kf7f1MAJnn
ノートのサンプル画像も添付されたこの投稿に対し、「数学苦手だったけれど欲しい」「ボツなんてもったいない」「3/14に限定3141冊販売すれば良いのに」といった声が上がり、リツイートは1万2千を超えています。
ツイッターの「中の人」によると、円周率ノートは今から1年ほど前に、商品化プレゼンに上がる前の段階で没になった企画だといいます。
「3月14日の円周率の日に合わせて何か投稿しようと考えたときに、前に聞いたこの話を思い出したんです。担当者から企画書をもらって、ツイートしました」
企画書の要点を140字以内にまとめ、本物っぽさが出るようサンプルデータを紙に出力してノートに貼り付け、写真を撮ったそうです。
商品化を望む声が多く寄せられたことで、社内でも「作ってみたいね」といった話が出始めているそうです。
中の人は「最初は担当者も『没ネタを何に使うの?』といった感じでしたが、『反響があってよかった』と喜んでおり、報われました。ツイッターでみなさんに面白がっていただき、私たちもうれしいです」
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