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「新宿の目」なくなるの? ツイッターで拡散、所有する小田急は否定
新宿駅西口にある新宿スバルビル。その地下の壁面に設置されたアート作品「新宿の目」を知っていますか?
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新宿駅西口にある新宿スバルビル。その地下の壁面に設置されたアート作品「新宿の目」を知っていますか?
【ネットの話題、ファクトチェック】
新宿駅西口にある新宿スバルビル。その地下の壁面に設置されたアート作品「新宿の目」を知っていますか? 待ち合わせ場所としても有名なこの作品が「ビル建て替えでなくなる」とツイッターで話題になっています。所有する小田急電鉄は「現時点でそういった話はありません」と否定しています。
「新宿の目」は、彫刻家の宮下芳子さんがデザイン・制作。1969年に新宿スバルビルの壁面に設置されたもので、アクリル製の「目」の向こう側に照明が仕込まれています。
2011年3月の東日本大震災後、節電のため消灯されていましたが、2015年2月に、照明を蛍光灯から省エネ効果のあるLEDに換えて復活しました。
ビルと作品の管理は、2010年に富士重工業グループからビルを取得した小田急電鉄が行っています。
今月5日、ツイッター上でビル建て替えに伴って新宿の目がなくなってしまうという情報が流れると、「無くなるんですか?」「保存する方法はないのかな?」と惜しむ声が相次ぎました。
本当になくなるのか? 小田急電鉄の広報担当者に聞いたところ、「新宿駅西口の再開発については検討中ですが、スバルビルを壊す壊さないといった話はまとまっていません」との回答でした。
どうやら、「新宿の目」がなくなると決まったわけではないようです。
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