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コラム

月給5万円、月2日で年1000万円…〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く

漫画家・吉谷光平さんが、「職務に見合う報酬」について描きました。

漫画「職務に見合う報酬」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「職務に見合う報酬」の一場面=作・吉谷光平さん

 女優の清水富美加さんの出家、文部科学省の組織的な「天下り」あっせん問題……。ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが、「職務に見合う報酬」について描きました。

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漫画「職務に見合う報酬」=作・吉谷光平さん
漫画「職務に見合う報酬」=作・吉谷光平さん
 「お仕事の内容に心がおいつかない部分があり、しっかりとした生活が送れず、毎日がギリギリの状態でした。なので今、出家したいと思いました」。女優の清水富美加さんが、所属事務所との契約を解除する意向を、信仰する宗教団体「幸福の科学」を通じて公表しました。
漫画「職務に見合う報酬」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「職務に見合う報酬」の一場面=作・吉谷光平さん
 清水さんは「すり減って行く心を守ってくれようとしたのは事務所じゃなかった」とツイート。出家の背景には、仕事の内容や「月給5万円」と報じられた給料を巡る問題などがあったとされています。
漫画「職務に見合う報酬」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「職務に見合う報酬」の一場面=作・吉谷光平さん
 一方、文部科学省の組織的な「天下り」あっせん問題。仲介役を務めた人事課OBを顧問として雇っていた明治安田生命保険が、多額の報酬を支払っていたことが話題になりました。
漫画「職務に見合う報酬」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「職務に見合う報酬」の一場面=作・吉谷光平さん
 顧問に就任した2014年1月から月2日程度の勤務で、年間約1千万円の報酬を受け取っていたとされていますが、明治安田生命保険の根岸秋男社長は会見で「文科省での経験を生かして法人営業全般の指導、助言を受けていた。職務に見合う報酬だった」と述べました。
漫画「職務に見合う報酬」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「職務に見合う報酬」の一場面=作・吉谷光平さん

 【よしたに・こうへい】 漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。月刊ヤングマガジンの連載「ナナメにナナミちゃん」の単行本1巻が発売中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に。

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