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現代アートと思いきや… 竹橋駅、タイル劣化が生み出した「壁画」
東京メトロの竹橋駅に「アート作品が現れた」と話題になっています。
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東京メトロの竹橋駅に「アート作品が現れた」と話題になっています。
東京メトロの竹橋駅に「アート作品が現れた」と話題になっています。壁面にピンクや緑のテープが貼り付けられ、増えるに従って作品のように見えるのです。まるで、ニューヨークの地下鉄駅にグラフィティアートを描いたキース・ヘリングの作品のようにも見えますが、いったい誰が何のために作ったのでしょうか? 話を聞きました。
ホームの壁面や通路など、至る所に貼られたピンクと緑のテープ。幾何学模様やドット絵、はたまた地図など、いろいろな見方ができます。
昨年11月以降、日を追うごとに増えたというこのテープ。いったい誰が何のために貼り付けているのか? 東京メトロの広報担当者に聞いたところ、理由を教えてくれました。
「2月2日から壁のリニューアル工事が始まるんです。その事前調査のために我々の方で貼ったものですよ」
竹橋駅では2月2日から来年11月中旬にかけて壁の改装工事を実施します。現在の壁はタイル張りになっているため、浮き出た部分などに確認の印をつける意味で、テープを貼っているのだそうです。色の違いについては、タイルの浮き具合などによって変えているそうです。
この理由がツイッターで明らかになると、「結末はちょっと残念」「でも、キース・へリングぽくてかっこいい」「劣化したタイルが生み出したアートだ」といった反応が寄せられています。
東京メトロの担当者は「リニューアル後は皇居の内堀や石垣などをイメージしたデザインに変わります。工事期間中はご不便をおかけしますが、ご期待ください」と話します。
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