MENU CLOSE

コラム

これだからイマドキの若者は…〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く保活

漫画家・吉谷光平さんが、「保活」について描きました。

漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん

 子どもの保育園が決まらず復職断念、家賃が払えずに……。ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが、「保活」について描きました。

【PR】盲ろう者向け学習機器を開発。畑違いの挑戦に取り組んだ技術者の願い
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん
 来春の保育園の入園申し込みが秋から各自治体で始まり、入園先を探す「保活」が本格化しています。
朝日新聞
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん
 「保育園落ちた日本死ね!!!」との匿名ブログをきっかけに、認可園に入れない「待機児童問題」がクローズアップされてから初の保活シーズン。政府は2017年度末までの「待機児童ゼロ」を掲げていますが、都市部では過酷さが増しています。
朝日新聞
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん
 今春の保活で落ち、「第2ラウンド」に臨む東京都日野市の30代女性は、さらに厳しい状況に追い込まれています。長男が1歳になる昨年9月、認可園に入れず、育休を法律で定められた最長の1歳半まで延長。今春も認可外園を含めてダメで、派遣社員としての復職のめどが立たなくなりました。契約社員の夫は転職直後で給料は手取り月20万円ほど。女性の方が多かったため、月9万円の家賃が払えなくなりました。
朝日新聞
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん
 穴埋めするため、今年8月に埼玉県内の実家に長男と戻り、パートを探すことに。両親は高齢で子どもを長時間預けられず、スーパーで早朝4時間だけ働いています。派遣の仕事に戻りたいのですが、今の働き方では両親がフルタイムで働く家庭よりポイントが低く、来春も保育園に預けられそうにありません。「ぜいたくしたいわけじゃなく、普通に生活して子どもを育てたいだけ。なのに誰も助けてくれない」
朝日新聞
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「これだから今の若者は」の一場面=作・吉谷光平さん

 【よしたに・こうへい】 26歳の漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。現在は月刊ヤングマガジンで「ナナメにナナミちゃん」を連載中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に

関連記事

PICKUP PR

PR記事

新着記事

CLOSE

Q 取材リクエストする

取材にご協力頂ける場合はメールアドレスをご記入ください
編集部からご連絡させていただくことがございます