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コラム

逮捕も親の責任?…〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く強姦致傷事件

漫画家・吉谷光平さんが、強姦致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者の事件について描きました。

漫画「親の教育」の一場面=作・吉谷光平
漫画「親の教育」の一場面=作・吉谷光平

 成人した容疑者の親の責任とは?……ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが、強姦致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者の事件について描きました。

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漫画「親の教育」=作・吉谷光平
漫画「親の教育」=作・吉谷光平
 先月23日、前橋市のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行をしたなどとして、俳優の高畑裕太容疑者が強姦致傷容疑で逮捕されました。
漫画「親の教育」=作・吉谷光平
漫画「親の教育」=作・吉谷光平
 母親で俳優の高畑淳子さんは26日、東京都内のホテルで記者会見を開催。深々と頭を下げ、「おわびの言葉が見つかりません」と謝罪しました。
漫画「親の教育」=作・吉谷光平
漫画「親の教育」=作・吉谷光平
 成人した長男の逮捕で謝罪することについては「共に贖罪(しょくざい)すべきだと思っている。成人したから自分とは関係ないということは絶対に言えない」と語りました。また、「私の子育てがいけなかった」と悔やみました。
漫画「親の教育」=作・吉谷光平
漫画「親の教育」=作・吉谷光平
 これに対し、ネット上では「高畑淳子さんは何もしてないのに何に謝る必要があるんだよ」「お母さんだけが悪いんか」といった声や、「そこまでやらなくてもという気持ちを引き出すことによって、彼ら親子への負の感情を少しでも減らすというリスクコントロールを上手く引き出された」「親が世間に対し謝罪したことで、本人の負うべき罪や責任が軽減されるようなことはあってはならない」といった意見も出ています。
漫画「親の教育」=作・吉谷光平
漫画「親の教育」=作・吉谷光平

 【よしたに・こうへい】 26歳の漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。現在は月刊ヤングマガジンで「ナナメにナナミちゃん」を連載中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に。

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