ネットの話題
ポケGOの次は…「どうぶつの森」? 任天堂の新作、早くも話題に
いまや、世界中の街角で「石を投げればポケモントレーナーに当たる」ほど、爆発的にヒットしたポケモンGO。国内の利用者はすでに1千万人を超えたとみられています。任天堂の株価にも大きく影響し、一時は任天堂株が急騰したニュースが連日にわたり流れました。そんな任天堂が秋に仕掛ける新作が早くも話題です。ポケGOの後に控えているゲームとは何か? 任天堂に聞きました。
しかし、ポケモンGOのヒットで任天堂の業績がすぐさま回復するわけではありません。開発・運営のメインは米国のナイアンティック社だからです。
それだけでなく、こんな風に思ってしまうのも事実。
「ポケモンGOだって、やがてブームが過ぎちゃうんじゃないの?」
人の関心は移りやすいもの。私もポケモンゲットにいそしみながら、心のどこかで、次なる「どハマりできるもの」を探していることに気づきました。
そんな中! ぼんやりツイッターを眺めていると、こんなツイートが飛び込んできたのです。
なん……だと……?
ポケモンに続いて、「どうぶつの森」がスマホのアプリになる!? しかも今年の秋!?
ゲームアプリサイトの情報とともにつぶやかれたこの投稿はリツイートが6万7千。早速、どうぶつの森シリーズを手がけている任天堂に取材をすることにしました。
「どうぶつの森」は、どうぶつたちの村で自由気ままなスローライフを楽しむゲームです。
プレイヤーは村長となり、橋や施設をたてたり、条例を決めたりして、自分だけの村をつくることができます。
「ニンテンドー3DS」などで遊ぶことができ、任天堂によると、「2016年3月31日時点でシリーズ累計で2920万本を販売しています」とのこと。非常に多くの人に愛されているゲームです。
任天堂のホームページによると、4月の時点でスマホ版アプリ「どうぶつの森」の情報は出ていました。しかし、ポケモンGOが話題ということもあって、関心が上がってきているようです。ツイッターには、今秋の配信を待ちわびるツイートが相次いでいます。
「夏はポケモン、秋はどうぶつの森...私にもついに幸せが舞い降りてきた」
「ぽけごみたいに実際に外に出てやるやつならやりたいなぁ…」
「しかし、考えればポケモンGOよりも時間泥棒になる予感がする」
「仮にポケGOが意外と早く飽きられても、どうぶつの森のアプリが秋に控えてるから当分任天堂の独壇場やんね」
まだまだ情報が限られており、ネット上で様々な臆測が飛び交うどうぶつの森スマホ版アプリ。その実態に迫ろうと、任天堂の広報担当者に話を聞きました。
――「どうぶつの森」のスマホ版アプリが配信されるのは、いつになりますか?
「2016年秋ということで、今のところは間違いありません」
――ゲーム機と連携して遊べると聞いたのですが、ハードは何になりますか? また、アプリ配信と同時期に、ゲーム機でのどうぶつの森の新作が発売されたりしますか?
「それにつきましては、まだ明らかにできません」
――全世界でヒットしたポケモンGOと同じく、グローバルに配信されるのですか?
「グローバルに展開する予定です」
――ポケモンGOのように、位置情報を活用したゲームになるのでしょうか?
「それにつきましても、まだ……。申し上げられるところが限られておりまして」
――ポケモンGOの盛り上がりにともなって、ネット上ではどうぶつの森アプリ化に期待が高まっているようです。
「正確に言えば、ポケモンGOは任天堂の関連会社の商品ではあるのですが……。世界中でこれだけ支持されていることを、嬉しく思うと同時に、感謝をしております」
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