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貧乏なのに進学した罰…〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く貧困問題

ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが、貧困問題について描きました。

貧乏なのに進学した罰…〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く貧困問題=漫画は吉谷光平さん作
貧乏なのに進学した罰…〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く貧困問題=漫画は吉谷光平さん作

 貧乏なのに進学した罰……そう語る風俗店で働く短大生。昨年話題になった朝日新聞の記事の内容です。ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが、貧困問題について描きました。

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「貧乏なのに進学した罰」
「貧乏なのに進学した罰」
 朝日新聞の連載「子どもと貧困」。昨年デジタル版で配信された「『貧乏なのに進学した罰』風俗で働く短大生」という記事は大きな反響を呼びました。
「貧乏なのに進学した罰」
「貧乏なのに進学した罰」
 登場するのは大阪の風俗店で働く短大生の女性です。小学生のとき両親が離婚。母親と2人暮らしになり、生活保護を受けました。親をあてにできず、高校の学費はアルバイトで賄ったそうです。高卒より上の学歴があれば、大きな企業に就職して貧困から抜け出せるのではないかと期待し、学費の心配に目をつむって短大に進学しました。
「貧乏なのに進学した罰」
「貧乏なのに進学した罰」
 生活費と借金の返済は、居酒屋のアルバイト代だけが頼り。もっと時給の高い仕事はないかとインターネットで探し、風俗店の求人を見つけ、数日悩んで体験入店。つらさより、居酒屋1日分のバイト代を1時間で稼げたことに驚いたそうです。
「貧乏なのに進学した罰」
「貧乏なのに進学した罰」
 夢見た大手企業への就職は厳しく、条件のいい個人経営の就職先を探そうと資格試験の勉強を再開。「卒業したら風俗はもうやらない」と話す女性の就職先は、記事が配信された時点では決まっていませんでした。
「貧乏なのに進学した罰」
「貧乏なのに進学した罰」

 【よしたに・こうへい】 26歳の漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。現在は月刊ヤングマガジンで「ナナメにナナミちゃん」を連載中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に。

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