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謀ったな!タニタめ 本社受付の床が体重計に 乗ってみて理由に納得
体重計などで知られるタニタ。そんなタニタのツイッター公式アカウントのつぶやきが話題になっています。
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体重計などで知られるタニタ。そんなタニタのツイッター公式アカウントのつぶやきが話題になっています。
体重計などで知られるタニタ。そんなタニタのツイッター公式アカウントのつぶやきが話題になっています。本社受付の画像とともに「迂闊(うかつ)に変なところに立つと体重測られます」の文字。よく見ると床の白いタイルの一部がこっそり体重計になっています。なぜこんなところに体重計を設置したのか? 本社を訪ねて詳しく聞いてきました。
タニタのツイッター公式アカウントのフォロワーは約16万。企業アカウントとは思えない、くだけた内容で話題になることもしばしばです。
今回、話題になったのは「世界計量記念日」である5月20日のつぶやきです。
ちなみにタニタ本社受付で迂闊に変なところに立つと体重測られます。 pic.twitter.com/WpOVNirpvG
— 株式会社タニタ(公式) (@TANITAofficial) 2016年5月20日
「ちなみにタニタ本社受付で迂闊に変なところに立つと体重測られます」の文字とともに、受付とその床を写した2枚の画像が添付されています。
床には白いタイルが敷き詰められていますが、そのうち一つだけ、黒い帯のようなものがついたタイルがあります。実はこれ、同社でつくった体重計なのです。
面会相手を呼び出す際、この部分に乗ると黒いLED表示部分に自分の体重が表示される仕組みなんです。
このつぶやきのリツイートは1万5千を超えており、ツイッター上では以下のコメントが寄せられています。
「なにそれ行きたい」
「おじゃますることがあっても駆け抜ける」
「夜ご飯朝ごはん抜いて行きたい」
「地下に落とされないだけマシか」
「IDカードの代わりになりそう」
なぜ受付に体重計を設置したのか? 本社を訪ねてブランディング推進部の副部長・古江将明さんに話を聞きました。
――なぜ受付に体重計を
「『建物と一体化した体重計』を目指した試作品なんです。われわれ体重計を知り尽くした人間ではなく、来客者の方々に使っていただき、ご意見をいただければと思い、玄関に設置しました」
――反応は
「『びっくりした』『いくらぐらいするの』といった反応が寄せられています」
――昔からあるんですか
「2カ月前に設置しました」
――測れるのは体重だけですか
「そうです。体組成計ではないので体重のみです」
――なぜ建物と一体化した体重計なのでしょうか
「どんなデザインの体重計であっても、それぞれの建物にピッタリくるものはなかなかありません。それならば、建物と一体化した商品を作ることで、これからのリフォームや建て替えの際の選択肢になりうるのではないかと考えたんです」
――デザイン重視ということですか
「そうではありません。体重計は使うときだけ出して、それ以外のときはしまっておくという方が多いと思います。それだと、出すのが面倒くさくなったり、どこにいったか分からなくなったりして、利用する機会が減ってしまいます。常に身近な決まった場所にあることで、こまめにご自分の体重を測って健康管理につなげていただきたいと考えました」
――今後については
「みなさんのご意見を参考にして、商品化につなげたいと考えています。日本だけでなく、世界中の人が1日1回体重を測る習慣が定着することを目指します」
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