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UNOの新カード、使い方が「?」 販売元の答えが予想外

 カードゲーム「UNO」が、発売45周年にして初のルール変更を発表しました。3月中旬にリニューアル版が発売されます。ところが、新カードの一つ「白いワイルドカード」の使い方が、よく分かりません。販売元に尋ねると、想像の斜め上をいく回答がかえってきました。

初のルール変更がされる「UNO」=マテル・インターナショナル提供
初のルール変更がされる「UNO」=マテル・インターナショナル提供

目次

 世界で愛されているカードゲーム「UNO」が、発売45周年にして初のルール変更を発表しました。3月中旬にリニューアル版が発売されます。ところが、新カードの一つ「白いワイルドカード」の使い方が、よく分かりません。プレスリリースには「好きなルールを何でも書き込める」とありますが、何でもと言われても・・・。販売元に尋ねると、想像の斜め上をいく回答がかえってきました。

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鉛筆で自由に書き込める

 UNOは1971年に、米オハイオ州にある理髪店のマール・ロビンス氏が考案。毎年5億枚以上が印刷されています。プレイヤーが順番に手札を1枚ずつ捨てながら、手札を早く0枚にした人が勝ち。しかし、特殊なカードを使って、相手に2枚カードを引かせたり、順番を飛び越したりと駆け引きが魅力です。発売以来ずっと同じルールで楽しまれてきましたが、このたび世界の愛好家からの意見を取り入れ、2種類の新カードの追加を決めました。

 新カードの一つ「白いワイルドカード」は3枚入っています。カードの中央が無地になっていて、鉛筆で書き込んでも、消しゴムできれいに消せます。ゲームのはじめにプレイヤーの誰かが好きなルールを書き込み、ほかのカードと一緒にシャッフルして配ります。そのため自分でルールを書いたカードが、他人の手に渡ってしまうこともありえます。

 この「白いワイルドカード」。あまりの自由さに、ネットでは戸惑う声も聞かれます。


追加された「白いワイルドカード」=マテル・インターナショナル提供
追加された「白いワイルドカード」=マテル・インターナショナル提供

使い方を聞いてみた

 どう使えばいいのでしょうか。販売元のマテル・インターナショナルの担当者に聞きました。

――「白いワイルドカード」ですが、どうやって使うものなのですか?

 書く内容はアイデア次第です。海外の公式フェイスブックで紹介している内容としては、「立ち上がって踊ろう!」などですね。

――え?踊る?

 はい。

――なぜ踊るんですか?

 「白いワイルドカード」は、ほかのプレイヤーたちに何でも指示できます。ですから「みんなで歌おう!」とか、お母さんが子どもに向けて「一週間、何でもお手伝いしなさい」と書いておいてもいいわけです。

――しかし、ほかのプレイヤーの手に渡ったら?

 「自分が踊ることになるかもしれません。とにかく書く内容はアイデア次第なので、家族や仲間で自由に楽しんでもらいたいです」

――もっと、勝ちにつながる使い方はありませんか?

 「ドロー10、つまり次の順番の人に10枚カードを引きなさい、といった指示ももちろんできます」

――安心しました!

同じく今回追加された「とりかえっこワイルドカード」=マテル・インターナショナル提供
同じく今回追加された「とりかえっこワイルドカード」=マテル・インターナショナル提供

大逆転生む、もう一つの新カード

 今回のルール変更では「とりかえっこワイルドカード」も、1枚追加されました。これは指定したプレイヤーと、手持ちのカード全てを取り換えられるカードです。

 「手元にカードが何枚残っていても、残り1枚のプレイヤーと取り換えれば、大逆転も可能です」(担当者)

 UNOが、ますます一筋縄ではいかないゲームになりそうです。

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