お金と仕事
鍵閉めたかな…?そんなアナタへ MIWAのアナログ商品が話題に
家を出て、しばらく後に「あれっ、鍵閉めたかな」と不安になることはありませんか? そんなあなたにぴったりの商品が最近話題になっています。
お金と仕事
家を出て、しばらく後に「あれっ、鍵閉めたかな」と不安になることはありませんか? そんなあなたにぴったりの商品が最近話題になっています。
家を出て、しばらく後に「あれっ、鍵閉めたかな」と不安になることはありませんか? そんなあなたにぴったりの商品が最近話題になっています。鍵メーカー大手の美和ロックが開発した「ChecKEY(チェッキー)」です。鍵に取り付けるカバーのようなもので、施錠した際に表示窓の色が変わるアナログな仕組みです。なぜ大手がこうした商品を開発したのか? 実は「ピッキング対策などのハード面以上に、鍵の閉め忘れを防いだ方が防犯効果がある」というのが理由でした。
チェッキーは普段使っている鍵にドライバーを使って取り付けます。施錠の操作をすると部品の一部が当たることで、表示窓の色が白・橙(だいだい)と切り替わります。
橙だと閉め忘れというわけではなく、左回しで施錠の場合は橙、右回しで施錠の場合は白になっていれば、ちゃんと鍵が閉まったという合図です。
電池を使わないアナログな仕組みで、外出先で表示窓の色を見れば「ちゃんと閉めてきた」ということが確認できます。
2012年に発売された商品ですが、今年の1月下旬ごろからテレビやラジオなどで取り上げられ、急に認知度が上がっています。美和ロックの担当者に開発の経緯などを聞きました。
――開発したきっかけは
「空き巣被害の最大の原因は鍵の閉め忘れで、4割を占めているといわれています。メーカーとしてピッキング対策などのハード面もそうですが、ユーザーの方の気持ちの面でお役に立つような商品も開発しようと考案したんです」
――どんなメーカーの鍵にも使えるんですか
「MIWAの刻印がついた商品だけです。しかも、すべてというわけではなく、昔のセキュリティーレベルの低いタイプなど一部は対応していません」
――色で施錠を確実に確認できますか
「あくまで『自分が確実に鍵を閉めたかどうか』を確認するための商品で、現在の施錠状態を保障するものではありません。例えば、自分が施錠した後に家族が合鍵で開けて、その後に閉め忘れて外出した場合や、マンションのゴミ置き場など別な場所で同じ鍵を使った場合などはダメです」
――ユーザーに向けてメッセージを
「どんなにセキュリティーレベルの高い鍵をつけても、心の防犯レベルが低いままだと役に立ちません。この商品で鍵の閉め忘れを防ぐための習慣づけのお手伝いをできたらと思います」
1/15枚