2016/01/14

取材リクエスト内容

新人のプロ野球選手が入寮する際に持ち込むアイテムについて調べてほしいです。今年も、阪神高山のふなっしーなど面白かったです。どんなものでも持ち込みOKなのですか？現在活躍している有名選手が当時持ち込んだアイテムも知りたいです。 にゃるら

記者がお答えします！

　今年、プロ野球選手として入団した新人選手たち。球団の寮には、どんなアイテムを持ち込んでいるのでしょうか？　巨大プーさんや、意味深なお守り、仲間からの寄せ書き……。周囲の期待を背負ってプロに挑む新人たちのキュンとくる宝物を紹介します。

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楽天・オコエ瑠偉「特注のマットレス」

　遠征用のものもオーダーメードで購入したそうです。「寝るのってすごく大事じゃないですか。睡眠にはこだわりたい」と約30万円をかけてゲット。自ら抱きしめるポーズをとってくれました。キャンプにも遠征用をさっそく持ち込んでいます。

愛用マットレスを抱きしめるオコエ瑠偉

楽天・堀内謙伍「プーさんのぬいぐるみ」

　片時も離さず、取材に応じるときはプーさんからもたれかかるように密着。学校の友達にプレゼントされたそうです。キャンプには泣く泣くつれてこれず。「お留守番です」

「プーさんのぬいぐるみ」とたわむれる堀内謙伍

楽天・山田大樹「バッグについていたお守り」

　散々悩んだあげく、バッグについていたお守りを選んでくれました。「大切な人にもらいました」とにやり。高校時代からつけていたという。「彼女から？」と確かめると「親友」との答えでしたが、意中の女性からもらったのかもしれません……。

誰からもらったのか気になる山田大樹のお守り

楽天・茂木栄五郎と村林一輝「グラブ」

　選手のマストアイテム、グラブを手にポーズをとってくれました。

グラブを手にポーズを取る村林一輝（左）と、茂木栄五郎

オリックス・吉田正尚「ハーパーの肖像画」

　ハーパーは大リーグで昨季ナ・リーグMVPになった打者。背番号がハーパーと同じ「34」に決まったことから、大リーグが好きな出身の青学大の野球部主務（同期）が描いてくれたそうです。仮契約が終わったときに「これ持っていって」と渡されました。「理想に近いバッター。近づきたいし、パワフルな打球を打ちたい」

ハーパーの肖像画を手にする吉田正尚

オリックス・近藤大亮「ユニホームの模型」

　浪速高校時代のメンバーの親から、お祝いにもらったそうです。額には、浪速高校、大阪商業大学、社会人（パナ）と身につけてきたユニホームの模型が飾られています。「これを見ると、今までプレーしてきたメンバーの顔が浮かぶ。その人たちのためにも、一生懸命やりたい」

お祝いにもらったユニフォームの模型を手に持つ近藤大亮

オリックス・吉田凌「高校時代の寄せ書きやアルバム」

　RYOの「O」がボールに。びっしり書かれた寄せ書きからは、プロでの活躍を期待する仲間の声が聞こえてくるようです。

「高校時代の寄せ書きやアルバム」を披露する吉田凌

オリックス・佐藤世那「監督から贈られた言葉」

　夏の甲子園で準優勝した仙台育英高の佐々木順一郎監督から贈られた言葉を手にガッツポーズ。

夏の甲子園をわかした佐藤世那、肩には当時のタオルも

オリックス・鈴木昂平「寄せ書きと同期入社の似顔絵」

　三菱重工名古屋の同期入社の4人から、送別会でサプライズで渡された似顔絵には、それぞれのニックネームも。「いい仲間に恵まれたなと思います」

大事に額に飾られている寄せ書きと似顔絵

オリックス・赤間謙「サプライズで渡された寄せ書き」

　寄せ書きには、切り抜かれた顔写真が何枚も飾られています。鷺宮製作所の投手陣からサプライズで渡されたそうです。

寄せ書きを手にはにかむ赤間謙

オコエ「特注のマットレス」、堀内「プーさん」　新人選手の宝物

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