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名古屋の地下鉄、嵐ファンおもてなし チャージ呼びかけ、さりげなく
ナゴヤドームで6日から「嵐」のライブが開催されます。これに合わせて、名古屋市営地下鉄のちょっとした「おもてなし」がネット上で話題になっています
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ナゴヤドームで6日から「嵐」のライブが開催されます。これに合わせて、名古屋市営地下鉄のちょっとした「おもてなし」がネット上で話題になっています
ナゴヤドームで本日6日から8日まで、人気グループ「嵐」のライブが開催されます。これに合わせて、名古屋市営地下鉄のちょっとした「おもてなし」がネット上で話題になっています。駅の通路に掲示した「乗車前のチャージをお忘れなく」という案内紙に登場するIC乗車券の駅名が、嵐のメンバーに合わせてあったり、有効期限がコンサート最終日だったり。もちろん駅名は国内に実在するもので、ちょっとした工夫もされています。ファンへのおもてなしと、乗車にあたっての呼びかけを両立させた取り組み。その狙いについて聞きました。
何種類かある案内紙のひとつを見ると、IC乗車券に書かれた有効区間の欄に「相原―千葉」とあります。左右の一文字ずつをとると「相葉」となり、メンバーの相葉雅紀さんを指しています。
他にも「相模大野―二宮」で大野智さんと二宮和也さん、「伊勢松本―桜井」で松本潤さんと櫻井翔さんといった具合です。IC乗車券の有効期限は11月8日でコンサート最終日になっています。
貼り出されている現場ではファンたちが足をとめ、ネット上では「粋なことしてくれるね」「これ作った人、絶対嵐ファンだと思う」と話題になっています。
こうした取り組みの狙いについて、名古屋管区駅長の植松信泉さんに話を聞きました。
――駅員さんが考案したそうですね
「はい。ひとりアイデアマンがいまして、過去にも同じような取り組みを何度かしています」
――ファンを喜ばせるためですか?
「もちろんそれもありますが、私どもが伝えたいことを、どうやったら上手に伝えることができるか、と考えた結果でもあります。切符を買う手間がないIC乗車券は混雑緩和に有効ですが、事前にチャージしていただく必要があります。そのことをお伝えする掲示を見ていただくために、ファンの方が思わず見てしまうものをと考えたんです」
――夕方の開演前からすでに混雑しているようですね
「グッズをお買い求めのファンの方々が多いようです。『帰り着くまでがコンサート』という気持ちで我々も安全第一を心がけますので、どうぞコンサートを楽しんできてください」
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