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養父市=ヤフー市? 難読地名を逆手にPR 読み間違えをネット募集

兵庫県養父市。あなたはこの市の名前を正しく読めますか?

なにかと読めない養父市のキャンペーン画像
なにかと読めない養父市のキャンペーン画像 出典: やぶ市観光協会

目次

 兵庫県養父市。あなたはこの市の名前を正しく読めますか? 「ようぶ」「ようふ」ではなく、「やぶ」と読みます。「やぶ医者」という言葉も、この市に語源があるそうです。そんな養父市が、難読を逆手に取った「なにかと読めないまち養父市キャンペーン」を実施中です。メインの企画は「究極の読み間違えコンテスト」。ツイッターアカウント「@yomenaimachiyabushi」をフォローし、ハッシュタグ「♯養父読めない」を付けて、自分が考えたユニークな「養父市」の読み間違えをツイートすれば、但馬牛などが当たる企画で、すでに多くの投稿が寄せられています。

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養父市ってどんなとこ?


 養父市は、2004年4月1日、兵庫県養父郡の八鹿町・養父町・大屋町・関宮町の4町が合併して成立しました。

 兵庫県北部に位置し、近代化産業遺産「明延鉱山探検坑道」などの歴史スポットや、「朝倉山椒」「但馬牛」といった特産品が有名です。「国家戦略特区」の「中山間農業改革特区」にも選ばれています。

養父市が出した新聞の全面広告
養父市が出した新聞の全面広告 出典: やぶ市観光協会

読めない=予想外


 そんな養父市が始めた今回のキャンペーン。ホームページで以下のように宣言しています。

 でも、「読めない」ってすばらしくないですか?「読めない」は、いわば、「予想外」。養父市は、全国のみなさまへ向け、胸を張って「読めないまち」を宣言します。
「なにかと読めないまち養父市」のホームページ

 8月11日から始まった読み間違えツイートの募集ですが、すでに多くの投稿が寄せられています。

 「Yahoo!市」

 「嫁ない市」

 「やっぱり『あしなが市』でしょ!?」

 「『ようふって他人行儀な!‘お父さん’って呼んでくれて良いんだよ』市」

 「『なぁ聞いてくれ、パパはねリストラされてしまったんだ。すまんがこれからよろしく頼む』市」






「これを機に魅力知って」


 今回の企画の事務局を務める「やぶ市観光協会」の担当者は「合併してから10年以上経ちましたが、いまだに読み間違えられることが多いです。今回のキャンペーンをきっかけに、正しい読み方だけでなく、養父市の魅力についても知っていただければと思います」と話します。

 ◇ ◇ ◇

 「究極の読み間違えコンテスト」の応募は10月11日(日)まで。抽選で「養父のおいしい上質な但馬牛(2kg)」が8人に、「養父のおいしいボトル入り空気」が2人に当たります。

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