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韓国の姦通罪に「違憲」 過去に、プロ野球選手・トップ女優の逮捕も
韓国に今も残っている「姦通罪」が合憲かどうか争われた裁判で、26日、憲法裁判所は「違憲」の判断を示しました。
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韓国に今も残っている「姦通罪」が合憲かどうか争われた裁判で、26日、憲法裁判所は「違憲」の判断を示しました。
韓国に今も残っている「姦通罪」が合憲かどうか争われた裁判で、26日、憲法裁判所は「違憲」の判断を示しました。不倫をした人を罰する姦通罪。日本では1947年に廃止されていますが、韓国では今まで「合憲」の判断が続いていました。
韓国の姦通罪をめぐっては、「善良な性道徳を維持する上で必要」とする存続論と、「国家が個人生活に不当に介入することになる」とする廃止論が激しく対立していました。
1983年8月には、日本のプロ野球で活躍し帰国、韓国でもスター選手になった白仁天氏が逮捕され、話題になりました。2005年に公開された映画「四月の雪」は、不倫をしてしまう妻と夫のストーリーで、ペ・ヨンジュンさんが出演したこともあり、注目が集まりました。
1984年8月には、韓国映画界のトップ女優として知られていた丁允姫さんが警察に連行され、話題になりました。知人の建設会社社長とソウル市内のマンションにいるところを社長の夫人に見つかり、夫人が告訴しました。
北原白秋は日本にまだ姦通罪が残っていた1919年、拘留されました。「邪宗門」などで知られる日本を代表する詩人ですが、作品も発禁処分を受けました。