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J1トロフィー ガンバ優勝、なぜわかった? 3会場で可能性・・・

 サッカーのJ1は最終節までもつれ、ガンバ大阪が見事、優勝しました。選手はトロフィー(Jリーグ杯)を手に満面の笑み。でもたしか3チームに優勝の可能性があったはず。トロフィーは1つ。どうしてガンバ大阪が優勝するってわかったの?

Jリーグ杯を掲げて喜ぶ主将の遠藤らガンバ大阪の選手たち=2014年12月6日、徳島県鳴門市、林敏行撮影
Jリーグ杯を掲げて喜ぶ主将の遠藤らガンバ大阪の選手たち=2014年12月6日、徳島県鳴門市、林敏行撮影 出典: 朝日新聞

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 サッカーのJ1は最終節までもつれ、ガンバ大阪が見事、優勝しました。選手はトロフィー(Jリーグ杯)を手に満面の笑み。でもたしか3チームに優勝の可能性があったはず。トロフィーは1つ。どうしてガンバ大阪が優勝するってわかったの?

記録塗り替える「史上最大の逆転劇」

 ガンバ大阪の優勝は「史上最大の逆転劇」ともいえる劇的なものでした。Jリーグによると、首位に最大勝ち点14差をつけられたガンバ大阪の逆転優勝は初。これまで、2005年のガ大阪と昨年の広島が記録した12差からの逆転優勝が過去最大でした。

優勝を決め、Jリーグ杯を掲げて喜ぶガ大阪の宇佐美選手=2014年12月6日、徳島県鳴門市、加藤諒撮影
優勝を決め、Jリーグ杯を掲げて喜ぶガ大阪の宇佐美選手=2014年12月6日、徳島県鳴門市、加藤諒撮影

3チームに優勝の可能性

 6日の最終節は、ガンバ大阪、浦和、鹿島の3チームに優勝の可能性がありました。ガンバ大阪は浦和と勝ち点で並んでいましたが、得失点差で7上回り優位に立っていました。3位の鹿島はガンバ大阪、浦和が負けるのを待つしかない状態でした。

ガンバ大阪が優勝し、喜ぶサポーター=2014年12月6日、林敏行撮影
ガンバ大阪が優勝し、喜ぶサポーター=2014年12月6日、林敏行撮影

結局、ガンバ大阪が優勝

 最終節の結果は、ガンバ大阪が徳島と引き分け優勝を決めました。9年ぶり2度目の優勝で、J1昇格1年目の快挙でした。2位浦和は名古屋に、3位鹿島は鳥栖にいずれも敗れ、逆転はなりませんでした。

試合に敗れ、うなだれる鹿島の選手たち=2014年12月6日、白井伸洋撮影
試合に敗れ、うなだれる鹿島の選手たち=2014年12月6日、白井伸洋撮影

3会場で可能性、トロフィー瞬間移動?

 結果的にガンバ大阪が勝ちましたが、可能性としては3会場で優勝の可能性がありました。ガンバ大阪は鳴門大塚スタジアム(徳島県鳴門市)。浦和は埼玉スタジアム(さいたま市)。鹿島はカシマスタジアム(茨城県鹿嶋市)。試合結果がわかってからトロフィーを移動させることは無理です。

優勝を逃し、肩を落とす浦和の選手たち=2014年12月6日、埼玉スタジアム
優勝を逃し、肩を落とす浦和の選手たち=2014年12月6日、埼玉スタジアム

3つ用意していました

 それではトロフィーは3つあったのか。Jリーグに聞いてみたところ、正解は3つありました。正確にいうと2つは模造品のパネルのようなものになります。今回は引き分けでも優勝できるガンバ大阪が一番、可能性が高かったため、本物は鳴門大塚スタジアムに準備されました。結果的に、本物のトロフィーを優勝チームに渡すことができました。

【画像】トロフィーの現物がない会場で優勝した時に掲げるのは・・・
【画像】トロフィーの現物がない会場で優勝した時に掲げるのは・・・
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