話題
「東京じゃ白人はヤリ放題」発言のナンパ男が謝罪、自己弁護も
「白人は東京じゃヤリ放題」と暴言を吐き、追放運動が世界に広がっていたナンパ男ジュリアン・ブランクがついに謝罪に追い込まれた。彼がインタビューで語った言い分は。
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「白人は東京じゃヤリ放題」と暴言を吐き、追放運動が世界に広がっていたナンパ男ジュリアン・ブランクがついに謝罪に追い込まれた。彼がインタビューで語った言い分は。
「白人は東京じゃヤリ放題」と暴言を吐き、日本への入国を阻止しようという署名運動が広がっていたナンパ男、ジュリアン・ブランク氏。彼のその後がどうなったのか、取材リクエストが届きました。追放運動は世界に広がり、ついにCNNのインタビューを通じて謝罪に追い込まれていました。彼がそこで語った言い分とは。
前回の記事はこちら。
当初は11月15~17日に来日し、ナンパ講座を東京で開くという情報がありました。入国阻止を求める署名が提出された東京入国管理局に取材したところ、「入国阻止を求める情報は関係する部署で共有していますが、入国したかどうかなど個別の案件にはお答えできません」という回答でした。講座が開かれたという情報はなく、来日したかどうかは確認できませんでした。
実は同時期に「ベルリンに向かっている」「ロンドンに来る」などと様々な情報が流れていました。名前が挙がった国では、それぞれ入国阻止運動が広がり、これまでのところ、オーストラリア、ブラジル、イギリスが入国禁止を表明。各国のメディアに「世界で最も嫌われた男」と報道されました。
そんな中でCNNが17日、本人の単独インタビューに成功しました。
4分38秒にわたるインタビューでジュリアン・ブランク氏は謝罪を繰り返す一方、「冗談のつもりだった」などと自己弁護の言葉も口にします。
(ブランク氏)「私が講座で教えていたのは、自信を持つことです。受講者は人付き合いに臆病な人たちなので」
(インタビュアー)「あなたが教えていたのは、どうやってセックスに持ち込むかだ」
(ブ)「ある部分ではそうですが、受講者の多くが結婚にいたりました。結婚式に呼ばれたこともあります」
(イ)「『女の首を絞めろ』『女の頭を自分の股間に押し付けろ』と教えていますね」
(ブ)「悪い冗談でした。(首を絞める写真は)前後の文脈が切り取られた写真なんです」
(イ)「前後の文脈を切り取った?どうやったら首を絞めることを良い意味に解釈できるんですか!」
インタビュアーの厳しい突っ込みに、伏し目がちになるブランク氏。最後にこれからも講座の受講者はいるかと問われ、ため息とともにこう答えます。
「そう願います。それと同時に、人を傷つけるようなことや恥をかかせるようなことについて、考え直しているところです」
#takedownjulienblanc(ジュリアン・ブランクをやっつけろ)というツイッターのハッシュタグで、世界に追放運動を広めたのは、米国在住のジェニファー・リーさんでした。インターネットで彼のナンパ講座を知り、女性に対する攻撃的で差別的な言動に怒りを覚えたそうです。
ジェニファーさんにメールで連絡をとり、話を聞きました。彼女はこの運動を始めてから、ネットで多くの誹謗中傷を受けていました。その中にはジュリアン・ブランク氏を支持するという人もおり、「これが現実だ」などという書き込みもされていました。
ブランク氏だけでなく、ナンパ講座を受講した人たちその支持者たちにどう対応していけいくのか。ジェニファーさんは、こう言いました。
「彼らは自身の内面的な問題と向き合うためにセラピーに行くべきですが、自分たちからそうすることはないでしょう」
「彼らに『あなたたちは間違っている』と教えるためには、ジュリアン・ブランクのような行動は彼らに何ももたらさないと知らせないといけません。女性をそのように扱うことは、決して女性の賛同を得ないと彼らに伝え続ける必要が有ります」