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同性愛へのセクハラ、ゲイ公表の石川大我議員が同僚区議に抗議
同性愛者を公にしている豊島区議の石川大我氏が、同じ会派の区議からセクハラ発言をされたと訴えたツイートが話題になっています。性的マイノリティーへのセクハラ、それが議員同士の間で問題になったことで注目を集めているようです。
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同性愛者を公にしている豊島区議の石川大我氏が、同じ会派の区議からセクハラ発言をされたと訴えたツイートが話題になっています。性的マイノリティーへのセクハラ、それが議員同士の間で問題になったことで注目を集めているようです。
同性愛者を公にしている豊島区議の石川大我氏が、同じ会派の区議からセクハラ発言をされたと訴えたツイートが話題になっています。性的マイノリティーへのセクハラ、それが議員同士の間で問題になったことで注目を集めているようです。
【豊島区のトンデモ議員!?】今日も区内各種団体の皆さんと懇談会。席上、女性の活躍が話題に。同じ会派の議員が「会派で実質的な男性は私だけ」と笑いながら発言。つまり、ゲイをオープンにしている石川大我は“実質的に男性”ではないと言いたい模様。
「おかしい!」と思う人はリツイートを。
— 石川大我 (@ishikawataiga) 2014, 10月 29
石川氏が投稿した抗議のツイート。リツイートは1200を超えています。
石川氏によると、発言があったのは10月29日に豊島区議団控室であった懇談会でした。同じ会派で自治みらい豊島区議団の区議である藤本きんじ氏から「会派で実質的な男性は私だけ」と言われました。男性の同性愛であるゲイを公表している石川氏はこの発言に対して「ゲイが男性ではないと誤認したセクハラ発言」と受け止め、抗議をしました。
石川氏は会派に対し、セクハラ発言について適切な対応を求める申し入れをしました。一方、藤本氏は取材に「自分の認識不足で大変なご迷惑をかけ、反省しています。今後、こういうことがないよう勉強していきたい」と陳謝しました。
議員をめぐるセクハラでは、2014年6月、都議の塩村文夏氏が都議会で「早く結婚した方がいい」などのヤジを浴びて問題になりました。その後、セクハラのヤジは国会でもあったことが明らかになりました。2014年4月、日本維新の会の衆院議員の上西小百合氏に、「まず自分が子どもを産まないとダメだぞ」というヤジがあり、周囲から笑い声が起きていました。
同性愛を巡っては2014年10月30日、アップルのティム・クックCEOがゲイであることを公にしました。クック氏は、手記の中で「アップルのCEOがゲイだと聞くことで、孤独を感じている誰かの心がやすらぐのなら、そのために自分のプライバシーを犠牲にする価値がある」と述べています。同性愛について、日本よりは理解が進んでいるといわれているアメリカですが、まだまだ偏見はなくなっていないのが実情です。
石川氏は「同性間のセクハラについては、あまり知られていません。この問題提起をきっかけに、広く知ってもらいたいです」と話しています。