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京大・田中投手の小学生離れした答案 トイレットペーパーの長さを…
京大から初めてプロ野球のドラフト指名された田中英祐投手。工学部現役合格という田中投手ですが小６の授業参観で披露した答案がすでに小学生離れしていました。トイレットペーパーを長さを測るという問題に、田中投手が使った計算とは・・・
京大から初めてプロ野球のドラフト指名された田中英祐投手。工学部現役合格という田中投手ですが小６の授業参観で披露した答案がすでに小学生離れしていました。トイレットペーパーを長さを測るという問題に、田中投手が使った計算とは・・・
円周率使わず、トイレットペーパーの長さ導く
小６の授業参観でのことでした。先生からトイレットペーパー全体の長さを測る問題が出されました。円の長さとくれば円周率が思い浮かぶところですが、田中投手は１メートルあたりの「重さ」から、全体の長さを導き出してしまいました。これにには先生も驚いてしまったそうです。
子どもの頃から「文武両道」だった。小学６年の授業参観。トイレットペーパー全体の長さを測る問題で、みんなが円周などの「長さ」から求めようとする中、１メートルあたりの「重さ」から答えを導き、先生を驚かせた。
（ひと）田中英祐さん 京都大から初めてプロ野球ドラフト会議で指名された：朝日新聞デジタル
卒論は「表面力測定装置における溶媒和構造の逆計算理論」
工学部の学生である田中投手の卒業論文のテーマは「ＳＦＡ（表面力測定装置）における溶媒和構造の逆計算理論」。難解そうです。研究の後、夜のグラウンドで走り込むなど、野球と研究はきっちり両立させました。
入学時は能楽やテニサーにも興味、でも・・・
兵庫・白陵高時代は最速１４０キロの本格派だった田中投手ですが、京大入学時「大学生らしい生活」にあこがれていました。能楽やテニスサークルにも興味を持っていましたが、野球部を見学した時、一緒にいた同級生から「お前が投げたら勝てるんじゃないか」と言葉をかけられ、入部を決意したそうです。
だが、一緒に野球部を見学した同級生からもらった熱い一言が、マウンドへの情熱を奮い起こした。「お前が投げたら勝てるんじゃないか。俺らで何ができるか考えようぜ」。その当時、京大はリーグ戦３１連敗中で、いわゆる万年最下位。「この仲間で勝ちたい」。入部を決めた。
（スポーツ好奇心）京大初のプロ？ こっちの田中も剛腕：朝日新聞デジタル
最多連敗記録を「６０」で止める
入部後、体力作りに励み、球速は８キロも上がりました。２年の春にはエースに。そして、チームのリーグ最多連敗記録を「６０」で止めたのです。
２０１１年春に１年生で公式戦デビュー。２年の春にエースとなり、チームのリーグ最多連敗記録を「６０」で止めた。打線の援護に恵まれず、通算４勝２１敗。初のベストナインに輝いた昨秋も０勝４敗。だが、防御率は「１・０６」。この数字は、１９８７年度から京大が残しているリーグ記録では、チーム歴代１位の偉業だ。
（スポーツ好奇心）京大初のプロ？ こっちの田中も剛腕：朝日新聞デジタル
大学入学後も学業と野球を両立し、結果を残してきた田中投手。初の京大出身投手として、どんな活躍をしてくれるのか楽しみです。
