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お金と仕事

浅草ロック座、倒産騒動に怒りのツイート「時代の先に行っとるわ!」

浅草の老舗ストリップ劇場「浅草ロック座」を運営していた斎藤観光(東京都台東区)が今月、破産手続きの開始決定を受けました。ただ、劇場自体は別会社が営業を継続。Twitterでは劇場の公式アカウントが、熱いつぶやきを連投しています。

浅草ロック座の舞台=2007年1月30日
浅草ロック座の舞台=2007年1月30日 出典: 朝日新聞
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 浅草の老舗ストリップ劇場「浅草ロック座」を運営していた斎藤観光(東京都台東区)が今月、破産手続きの開始決定を受けました。半世紀以上続く“名門”も閉鎖されるのか?とネットなどでは騒がれましたが、劇場自体は別会社が営業を継続するようです。

 逆に、ロック座側は「むしろこの騒ぎで集客倍増!?」(公式ツイッター)と、強気です。

娯楽の殿堂、資金繰り悪化か

 浅草ロック座は、1947年に開業。戦後の混乱期から、浅草の娯楽の殿堂として愛されました。
 東京商工リサーチによると、斎藤観光は84年に設立。同劇場の運営を手がけ、最盛期の93年3月期には、約10億円の売上高がありました。

 しかし、景気低迷やポルノメディアの多様化で客足が遠のき、資金繰りが悪化したようです。

客の声援に沸く、浅草ロック座の舞台=2007年1月30日
客の声援に沸く、浅草ロック座の舞台=2007年1月30日 出典: 朝日新聞

浅草ロック座「ニュースに惑わされるな!」

 それでも、浅草ロック座では現在も公演が続いています。
 一般入場料金は5千円。1時間40分ほどの公演が一日に5回あり、入れ替え無しでじっくり鑑賞できます。

 22日も、昼すぎから7人ほどのタレントや踊り子さんが出演しており、今後の興行予定も公開しています。

 その一方で、「ロック座が倒産?」といった不確かな情報が出回り、浅草ロック座はツイッターで火消しに走りました。




いとうせいこうさん「行きますねー」

 タレントのいとうせいこうさんにも、ツイッターで支援を要請。

 いとうさんは、ロック座を訪れることを約束しました。


踊り子も書道で呼びかけ

 こうした叫びに、出演する踊り子さんも呼応。
 グループ店で出演している雪見ほのかさんも、盛んにエールを送っています。


メイド喫茶、オークションサイト…事業は多角化


 浅草ロック座は、時代遅れなのでしょうか?

 運営グループのウェブサイトでは、各劇場がツイッターなどで盛んにつぶやいてるほか、踊り子さんの「生グッズ」をオークションサイトで販売。
 劇場の2階では、メイドカフェ&バーも運営するなど、新規ビジネスに意欲的です。

 ユーチューブには、公演の動画も載せています。

出典: YouTube:浅草ロック座公式チャンネル

ファンも激励「チャンス!」

 ファンからは励ましのツイートが続々届いており、今後の展開が注目されます。




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