MENU CLOSE

お金と仕事

ペコちゃんの萌え化が始まっていた 不二家が思い切った改造に着手

不二家の「ペコちゃん」に異変が起きています。ハロウィン向けのイラストでは、見慣れた顔がアニメ風にアレンジされていて、ほっぺもこれまでより小さくなっています。また、線香やアメリカンドッグといった意外な商品とのコラボも相次いでいます。

2014年の不二家のハロウィンポスター (C)FUIYA CO., LTD.
2014年の不二家のハロウィンポスター (C)FUIYA CO., LTD.

目次

大きなほっぺにペロッと出した舌が印象的な不二家の「ペコちゃん」。最近、そのペコちゃんに異変が起きています。ハロウィン向けのイラストでは、見慣れた顔がアニメ風にアレンジされていて、ほっぺもこれまでより小さくなっています。また、線香やアメリカンドッグといった意外な商品とのコラボも相次いでいます。いったい何があったのでしょうか?

【PR】「あの時、学校でR-1飲んでたね」

「俺の知ってるペコちゃんじゃない」

ペコちゃん (C)FUIYA CO., LTD.
ペコちゃん (C)FUIYA CO., LTD.


「黒猫ペコのHappy Halloween」というハロウィン向けのキャンペーン。そこで使われているペコちゃんの姿が、ネット上で話題になっています。











確かに、黒を基調とした衣装でネコ耳姿。

ちょっと上目遣いな感じでポーズもニャンともかわいらしい。

萌え化と言われれば、そう見えなくもありません。

昨年はドラキュラ姿


いったいペコちゃんに何があったのか? 不二家の広報担当者に聞きました。

「今年のペコちゃんに関しては多くの反響をいただいています。でも実は、昨年もイメージチェンジしていたんですよ」

そう言われて、昨年のイラストを見せていただくと、確かにドラキュラ姿!

2013年の不二家のハロウィンポスター (C)FUIYA CO., LTD.
2013年の不二家のハロウィンポスター (C)FUIYA CO., LTD.


髪形がコウモリみたいになっていて、口元には牙まで生えています。

でも、顔はいつものペコちゃん。

比べてみると、今年は自慢のほっぺが小さくなって、よりアニメ風になっているのがわかります。

「多くの人に認知していただいているペコちゃんですが、若い人にとっては多くのキャラクターのうちの一つで、埋もれているのではないかとの思いがあります。基本は大事にしつつ、こんな可愛さもあるんだと思っていただきたくて、工夫しました」

線香になったり、ホットドッグになったり

ロウソクのカメヤマが出した「ミルキーの香りのミニ寸線香」
ロウソクのカメヤマが出した「ミルキーの香りのミニ寸線香」
ペコちゃんのいちごミルキードッグ=米久提供
ペコちゃんのいちごミルキードッグ=米久提供


ペコちゃんの異変は、ハロウィンだけにとどまりません。

一見、意外とも思える商品とのコラボが相次いでいるのです。

ロウソクのカメヤマが出した「ミルキーの香りのミニ寸線香」では線香のパッケージに。

しかも、この線香、ミルキーの香りがします(もちろん食べられません)。

米久の「ペコちゃんのいちごミルキードッグ」では、アメリカンドッグにミルキーの練乳が練り込まれています。

ミルキーの甘さといちごの甘酸っぱさが、ソーセージの塩味にもマッチするんだそうです。

異色のコラボが相次いでいるのは、どうしてなのでしょうか?

「私たちが今まで気づかなかったペコちゃんの魅力をコラボで引き出していただき、多くの人に知ってもらえればと思います」

誰もが知っているペコちゃん。いろいろな努力があったんですね。

PR記事

新着記事

CLOSE

Q 取材リクエストする

取材にご協力頂ける場合はメールアドレスをご記入ください
編集部からご連絡させていただくことがございます